暑い日が続くと、キッチンに立つのもおっくうになりがちですよね。そんな夏の家時間を、ひんやりおいしく変えてくれるのが「水出しコーヒー」です。
お湯を沸かす必要もなく、夜に仕込めば朝には飲みごろ。この記事では、初心者でも失敗しない作り方や、ワンランク上の味に仕上げるコツ、保存方法までまるごと解説します。
目次
☕ 水出しコーヒーってどんな飲み物?
水出しコーヒー(コールドブリュー)は、その名の通り「水でゆっくり抽出するコーヒー」です。
熱湯を使わず低温で時間をかけて抽出するため、
- 苦みや酸味が少なくまろやか
- カフェインが控えめ
- さっぱり飲めてゴクゴクいける
という特徴があり、夏場の常備ドリンクにぴったり。作り置きして冷蔵庫にストックしておくと、家にいる時間がちょっと楽しみに変わります。
🛠 必要な道具・材料
すべて100円ショップで揃えることも可能です。
- コーヒー粉(中粗挽き)…40〜50g
- 水(軟水推奨)…600〜700ml
- お茶パックやペーパーフィルター
- 保存容器(ボトルやピッチャー)
※市販の「水出し専用パック」でもOK!
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✅ 作り方(4ステップ)
① コーヒーをセットする
中粗挽きの粉をお茶パックに入れます。フィルター付きの専用ボトルでもOK。
② 水を注ぐ
ボトルに水を注ぎ、コーヒーパックをゆっくり沈めます。全体がしっかり浸かっていることを確認。
③ 冷蔵庫で抽出
そのまま冷蔵庫へ。8〜12時間じっくり寝かせて、ゆっくりと旨味を引き出します。
④ パックを取り出して完成!
抽出が終わったらパックを取り出せばできあがり。濾す手間もなく、そのまま飲めます。
💡 美味しく作るコツ5つ
- 粉は「中粗挽き」
細かすぎると苦味・雑味が出やすく、粗すぎると薄味に。中粗挽きがベストバランス。 - 豆は新鮮なものを選ぶ
焙煎から2週間以内の豆が理想。挽きたてなら香りが格段に違います。 - 水は軟水推奨
浄水器を通した水や、ミネラル分の少ない軟水を使うと、クリアな味わいに。 - 抽出は最大12時間まで
長すぎると雑味やエグみが出やすくなるため、冷蔵庫で8〜12時間が目安です。 - 容器は清潔に
雑菌が入りやすいので、容器はきれいに洗ってから使用しましょう。
🧊 飲み方&保存のコツ
- 保存は冷蔵庫で2〜3日が目安
風味が落ちないうちに飲みきるのが理想です。 - アレンジも自在!
- 牛乳を加えて「アイスカフェオレ」
- バニラアイスにかけて「アフォガート風」
- シロップ+氷で「デザートドリンク」
- 氷を加えるとさらに爽快感UP!
📌 まとめ:冷たい時間が、ちょっとごほうびになる
水出しコーヒーは、夏の暮らしにそっと寄り添ってくれる一杯です。火も使わず、準備もほぼ放置でOK。美味しいコーヒーがいつでも手軽に飲める幸せ、ぜひ体験してみてください。
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