玄関は、住まいの中でもっとも“つい散らかりがち”な場所の一つです。
使っていない靴、紙袋、空き箱、しまい忘れた傘など、「とりあえず置く」が重なって、気づけばごちゃごちゃに。
でも実は、玄関の整え方ひとつで帰宅後の気分・毎日のリズムは大きく変わります。
今回は、一人暮らしでもすぐ始められる「玄関を整える3つの習慣」と、実は必要ない玄関マットの話も合わせてお届けします。
なぜ玄関を整えると暮らしが変わるのか?
● 帰って最初に目に入る場所が「ごちゃついている」と、それだけで疲れる
逆に、玄関がスッキリしているだけで「帰ってきてよかった」と思える。
それは、視覚情報が脳に与えるストレスが意外と大きいからです。
よくある「玄関が散らかる原因」
- 脱ぎっぱなしの靴
- 配達の段ボールや紙袋
- 乾ききっていない傘
- 返す予定の荷物やバッグ
玄関が整う!たった3つのシンプル習慣
① 靴は“2足まで”ルール
よく履く靴2足だけを出し、あとは靴箱へ。
これだけで床が見える=片づいて見える玄関になります。
人間が一度にはける靴は2足しかないため、そこまでたくさんの靴は必要ありません。
いらない靴は手放しましょう。
✅ 3足以上出ていたら「戻す」が合言葉!
② 紙袋・段ボールは“当日中に処理”
「あとで潰そう」は散らかりのもと。届いたその日か、せめて翌日には解体・処分を。
段ボールカッターを玄関のドアに貼り付けておくと処理が楽になります。
✅ ごみ出し日とリンクさせてルーティン化を。
③ 床に置かない収納を意識
傘、鍵、エコバッグは**「吊るす」「壁につける」**収納が効果的。
床に物を置かないだけで、掃除も気持ちもラクになります。
私はマグネットフックをドアにくっつけて折り畳み傘を吊るしています。
✅ マグネットフックや100均グッズで十分対応できます。
実は必要ない?玄関マットの真実
玄関マットは「汚れを取るから必須」と思いがちですが、
室内履き文化の日本ではほとんど汚れ防止効果がなく、むしろホコリ・湿気の温床になりがち。
- 洗う手間がかかる
- 乾きにくく、カビの原因に
- 見た目以上に汚れている
→いっそマットは手放して、スッキリした床を保った方が清潔で気持ちがいいのです。
まとめ:玄関の余白は、暮らしの余白
玄関は「一番外に近い屋内」。
ここをスッキリさせると、外と中の切り替えがスムーズになり、生活全体の余裕や快適さにつながります。
今日帰ってすぐ、靴を2足だけにしてみませんか?
きっとそれだけで、玄関が“自分の味方”に変わります。
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