「見切り品」は、安さに飛びつくと損します。
スーパーの一角にある「見切り品コーナー」。
安くて助かる半面、
「使い切れずに腐らせた」
「食べてみたら味がイマイチ」
「安いからって買ったけど使い道がなくて結局ゴミ箱へ…」
こんな経験、ありませんか?
節約したくて買ったのに、損してる——そんなことにならないために。
この記事では、**月収20万円台でも無理せず家計を守れる「見切り品の使いこなし術」**をお届けします。
「見切り品」って本当に得なの?
答えは、「選び方と使い方次第で、圧倒的に得」です。
正しく選べば、
- 毎月の食費を数千円単位でカット
- 普段は手が出ない高級食材もお得に体験
- 食材ロスも減って地球にも◎
ただし、間違った買い方をすると**「安物買いの銭失い」**になります。
絶対に覚えておくべき「見切り品の選び方5原則」
① 「加熱前提」で考える
→ 野菜・肉・魚などは火を通す料理でカバーできるので安全。
例:しなびたキャベツ → お好み焼き、スープ、炒め物に。
② 「使い切れる分だけ」買う
→ 大量でも安いと得した気になりますが、冷蔵庫の墓場行きになりがち。
③ 「冷凍できるか?」を即判断
→ 鶏むね肉、きのこ、刻んだ青菜などは冷凍で長期保存OK。
④ 「今日使うか、仕込む余裕があるか」で買う
→ 時間も余裕もないなら、無理して買わない。
→ 仕込み済み冷凍(例:味付き鶏肉)にできると勝ち。
⑤ 「使い道が3つ浮かぶもの」だけ買う
→ 思いつかない食材は、無理して買わない。失敗率が下がります。
よくある見切り品と「節約レシピアイデア」
食材 | 状態 | 節約レシピ |
---|---|---|
鶏むね肉(半額) | 消費期限当日 | 鶏ハム、塩こうじ漬け、甘酢炒めに。冷凍可。 |
トマト(熟しすぎ) | 柔らかい | トマトスープ、ミートソース、ケチャップ煮。 |
豆腐(期限近い) | 安売りで大量 | 麻婆豆腐、白和え、冷凍してそぼろ風にも。 |
きのこ | 少ししなびてる | 冷凍で旨みUP!炒め物や炊き込みご飯に。 |
バナナ | 熟れすぎ | 冷凍してスムージーやおやつ用に◎ |
目次
NG例:「安かったから買ってみたけど…」
- 使い方がわからないハーブ類
- 大量のパセリやセロリ(レシピに限定がある)
- 高級すぎるチーズや加工品(好みが分かれる)
→節約したいなら、「使い慣れた食材」に絞るのが鉄則
まとめ
見切り品は、ただの「安売り商品」ではありません。
工夫次第で節約・時短・食品ロス削減につながる、価値ある資源です。
ただし、見切り品をムダにしないためには…
- 「買って満足」にならない
- すぐに使う or 冷凍する準備をしておく
- 使い道をイメージしてから買う
この3つを意識するだけで、自炊の幅も広がります。
おわりに
見切り品を活かせるようになると、食材との付き合い方が変わってきます。
節約したいけど、食生活は豊かにしたい…そんな方にこそ、ぜひ活用してみてくださいね。
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